ヨガで「自分を整える」ブレない自分をつくるヨガの教え

ヨガ実践

自分を整える

ヨガでいう「自分を整える」とはどういうことか。現役ヨガ講師が実体験をもとに解説します。ポーズの上手さより大切な、ヨガ本来の考え方と、日常で実践できる整え方を紹介します。


ヨガを始めたきっかけは「体を柔らかくしたい」だったのに、続けているうちに「自分を整える」ってよく聞くようになりました。これって具体的にどういうことなんでしょうか?

いい質問ですね。実は私自身、ヨガ講師になり今も「整える」「バランス」をとるということを、1番に大切にしています。そのことを今日はお話していきます。

  • 「整える」の本当の意味
  • 日常の中でできる、整え方の3つの視点
  • 続けるためのシンプルな考え方

「自分を整える」はポーズの上手さとは関係ない

ヨガと聞くと、美しいポーズや柔軟な体をイメージする方が多いと思います。

私自身の師やインドでの修行中に出会った方々は、体の硬さや年齢に関係なく、穏やかで揺るがない空気をまとってたように思います。そこで気づいたのは、「整える」とは体の形を作ることではなく、自分の内側の状態に気づき、選び直せるようになることだということです。

たとえば子育て中、予定通りにいかない出来事が続くと、イライラが顔に出たり、余裕のない言葉を子どもにかけてしまったりと感情に振り回されることも多いです。

そんなとき「今、自分は怒っているな」と気づけるかどうかが、最初の一歩になります

整え方の3つの視点

1. 呼吸に戻る

心がざわついているとき、私たちは呼吸が浅くなっています。ポーズをとらなくても、その場で3回だけゆっくり息を吐くこと。これだけで、反応する前に一呼吸置く余白が生まれます。

2. 体の感覚を観察する

エステティシャンをしていた頃から一貫して感じているのは、心の状態は必ず体に表れるということです。肩が上がっていないか、奥歯を噛みしめていないか。体の緊張に気づくことは、心の緊張に気づく一番の近道です。

呼吸や体に意識を向けるだけで、本当に変わるものなんでしょうか?

最初は小さな変化です。でも「気づく→一呼吸置く→選び直す」を繰り返していくと、反射的な反応が少しずつ減っていきます。これは特別な才能ではなく、練習でどなたでも身につけられる力です。

3. 「できていない自分」を責めない

「毎日同じようにできなくていい、今日の自分にできることをやる」と日々、師はおっしゃいます。私の軸になる言葉でもあります。整えるとは、完璧な状態を目指すことではなく、揺れる自分をそのまま受け止めた上で、今この瞬間に意識を向けるということ。

  • 整えるとはポーズの完成度ではなく、内側の気づきと選択
  • 呼吸・体の感覚・自分への言葉かけの3つが入り口になる
  • 完璧を目指さず、今日の自分に合わせるだけでいい

ブレない軸を持つ

繰り返しの自分と向き合う時間の中で、まずは自分自身に気づくこと。そして、いろんな自分に出会い、人間らしさを実感する。

怒りやすい自分も、わがままな自分も、傲慢な自分も。笑

私はそんな自分を受け止めず、良き女性を演じていた時ほど、内側では感情が揺れることが多くあった気がします。

いろんな自分自身にまずは気がついていくことから。呼吸を整え、自分を優しく受け止めながらブレない軸を作っていきましょう。

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